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ひな祭りにちらし寿司を作るのはなぜ?入れる具材の意味とは?

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ひな祭りの日のご馳走といえばちらし寿司ですよね。

色鮮やかで華やかなちらし寿司はテーブルの主役になり、大人から子供までみんなが大好きなメニュー♪

ところで、なぜひな祭りにちらし寿司を作るかご存知ですか?

恥ずかしながら・・私も詳しい事を知らなかったのですが、調べてみたら意外な事実が分かりましたので、共有させて頂きますね。

ひな祭りにちらし寿司を作るのはナゼ?

ひな祭りにちらし寿司を作るはっきりした理由なのですが・・・特に理由はないんです^^;

ちらし寿司は、地方により具材や作り方もいろいろですが、古くから家庭料理として日本各地で作られ、もともとお祝いの席や人が集まる時によく作られるものでした。

ひな祭りに作られるようになったのも、どうやらその流れからきているようですよ。

寿司の原型は、奈良時代伝わった「なれ寿司」だと言われています。

寿司と言っても、このころの「なれ寿司」は、塩とお米を発酵させたものと一緒に魚を漬け込むことで長期保存できるようにしたもので、お米は漬け床として使われていました。

これが江戸時代に入り、調味料としてのお酢が広まるとともに、現在の握り寿司に近いものが作られるようになり、酢飯の上に、寿司種を乗せる江戸前ちらしや、酢飯に調味した具材を混ぜ混み、錦糸卵などで飾り付けをした五目ちらし(ばら寿司ともいう)が作られるように。

江戸前ちらしも五目ちらしもどちらも「ちらし寿司」と呼ばれますが、ひな祭りに食べられるのは五目ちらしの方です。

ちなみに個人的には、「ひな祭りにちらし寿司」というイメージがついた大きな要因として、ちらし寿司の素のテレビCMの存在は大きいのではないかと思います。

見栄えの良い割には、素を使えば簡単に作れるちらし寿司はいろいろな意味でお母さん方のハートをつかんだのでは…、と推測するのですが、どうでしょうか^^;
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ちらし寿司に入っている具材の意味とは?

一般的なちらし寿司は、酢飯の中に

・干し椎茸
・干しかんぴょうの煮しめ
・味付けしたレンコン、筍、油揚げ

などを混ぜ込んだ五目ごはんが基本で、更にその上に

・海老やタコ
・いくらや卵
・彩りに紅生姜や絹さや、大葉

などを乗せたりする家庭が多いようです。

我が家は、桜でんぶなんかも乗っけたりしますね~彩りがとっても良くなるんです♪

ちらし寿司の具は地域や家庭によって様々ですが、縁起の良い意味がある具材もあり、ひな祭りの席であえて使われているものがあるので、ご紹介しましょう。

【えび】
えびは「腰が曲がるまで生きられるように」という意味で、長寿への願いが込められています。

赤いえびの色もきれいで、酢飯にもよく合いますね。

【レンコン】
レンコンは穴から向こうがよく見えるので、将来の見通しが良いという意味があります。

ちらし寿司に入れるとシャキシャキとした歯触りがアクセントになって美味しいですよね^^

【まめ】
豆は語呂合わせで「マメに働く」という意味があります。

いんげんや絹さやの緑色はいろどりという点でも重要ですが、大切な意味もあるんですね。

以上の3品は、とても縁起が良い具材とされているので、今年のひな祭りにはエビ、レンコン、豆を入れて食卓に出してみてはいかがでしょうか。

そしてせっかくなので、家族に具材の意味を教えてあげましょう★

ちなみに、寿司には「寿(ことぶき)を司(つかさど)る」という意味が込められているので、お祝い事にはお寿司を作るのは良い事とされています。

ひな祭りに限らず、お祝い事があるとお寿司を作らなきゃ!と感じるのは、自然と【お寿司=お祝い】という思いが身についているからかもしれませんね^^

まとめ

我が家も子供が初節句の時は、ちらし寿司を作りましたが、特に具材の意味も知らなかったので、好きな具材で作っちゃいました。

そして現在では、ちらし寿司より海鮮ちらし寿司が食べたい!という贅沢な(笑)子供達の要望に応え、海鮮ちらしを作っています^^;

家族が好きな具材も盛り込みつつ、縁起の良い具材も入れたりして、家族みんなが楽しめるちらし寿司を作ってみてくださいね。

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