2月に入ると確定申告の時期ですね。
我が家はサラリーマンなので関係ないと
思ったら医療費が家族で10万円を超えたら
確定申告で戻ってくると聞きました。
医療費控除は通院以外でも
市販薬なども控除の対象になるとか!?
何が対象になるのでしょうか、調べてみます。
医療費控除とは
医療費控除とは1月~12月までの1年間に
医療費などが家族で10万円を超えた場合
確定申告により税金が還付される事です。
医療費が所得の5%を超えても
医療費控除の対象になります。
つまり所得が150万円の方は
医療費が7万5千円以上になれば
医療費控除を申請する事が可能です。
10万円を超えなくても所得に
よっては還付を受けられるんですね^^
サラリーマンのご家庭は年末調整を
しているので医療費控除もされている
と思っている方も少なくありませんが・・
会社の年末調整で
医療費控除はされていません!
その為、サラリーマンのご家庭も
自分で確定申告をしなければ
税金は還付されません。
どのご家庭も通院時の請求書等は
1年間保存しておく事をおすすめします。
【医療費控除】対象になるものとならないもの
医療費控除は対象になるものと
対象にならないものの区別が
とっても難しいです(´Д`;)
あらかじめ知っておくと便利なので
頭の片隅に覚えておくといいですよ♪
まずは医療費控除の対象になる
ものにマル、バツをつけてみました。
△病院の領収書
△薬局の領収書(治療目的の薬の場合)
○治療を目的とする整骨院での施術
○レーシック
○インプラント
×予防接種代金
×癒し目的だけの整骨院等での施術
×コンタクト、眼鏡を作成する(ケア用品もNG)
病院の領収書が△なのは
ちょっと理由がありまして…
治療目的の領収書はOKだけど
健康診断など治療目的以外の
領収書はNGって事なんです。
もちろん人間ドッグもNGです。
ただ、健康診断で要治療と診断された場合は
その領収書は一転して控除対象になるんです。
訳わかりませんよね(汗)
****
私の場合でいうと
胃が痛くて胃カメラ検査をしたら
逆流性食道炎と言われたのでその時かかった
胃カメラの検査代金は控除対象になります。
とある日は、頭が痛くてMRIを受けたのですが
特に悪い所がなかったので6,000円かかった
医療費は控除対象にはならないという事ですね。
子宮がん検診も問題なかったので
こちらの領収書も控除対象になりません。
あまり言われたくはないですが
要治療と言われた方が控除対象の
領収書は増えるという仕組みですね。
対象かどうかの簡単な
区別方法としては
治療が目的ならOK!で
予防が目的だとNG!と覚えましょう。
コンタクト用品や眼鏡を作るのも
一般的には対象にはなりませんが
弱視等の治療目的ではOKの場合もあるので
一概にダメとは言えません。
国税局のHPには
対象となる医療費について
詳しく書いてある所があるので
参考にしてみてくださいね。
⇒【国税局】医療費控除の対象とは
市販薬はどこまでOK?
市販薬も控除対象になるので
レシートは必ず保管しておきましょう。
先ほどもご紹介した通り
治療目的で購入する医薬品は
医療費控除の対象になります。
例えば・・
・風邪を引いた時に買った風邪薬
・お腹が痛い時に買った胃腸薬
・目が痛い時に買った目薬
・腰が痛い時に買った湿布薬
・虫に刺されたから買った薬
などなど治療目的であれば
市販薬でも対象になります。
逆に・・
・風邪を予防する為のうがい薬
・肌が荒れた時に買ったビタミン剤
・元気が出ない時に買った栄養剤
・痩せたいから買ったダイエットサプリ
などの予防目的の医薬品、
美容、健康増進などに関する
市販薬は対象となりません!
いや~自分で調べていて
頭がおかしくなりそう(´Д`;)
こんなにもややこしい区別の
仕方だったなんて・・(T_T)
交通費も控除の対象になる?
通院時の交通費も医療費控除の
対象になるんです♪
意外と知らない方が多いのでもったいない。
ただ、対象となるのは通院目的の
電車、地下鉄、バス、タクシー代
などとなります。
人間ドッグへ健康診断へ行く時の
バス代などは対象にならないので注意!
また、車での通院にかかる
ガソリン代は控除対象になりません。
交通費は領収書がなくても
メモ書きでいくらかかったのか残して
おくだけで大丈夫のようです^^
迷ったらレシートを取っておき
税務署に直接行って聞くか
電話で問い合わせしてみましょう。
まとめ
とりあえず1年間の病院関係の領収書や
市販薬を買った時のレシートは残しておきましょう。
1年経ってみないと控除の対象に
なるかならないかわかりませんからね^^;
医療費控除で注意して欲しいのは
自己で支払っている保険会社から
保険金をもらった場合です。
我が家でいうと2014年の医療費は
旦那が入院、手術したので1年間の
医療費を計算すると35万円近くかかりました。
これは間違いなく医療費控除と
思いきや、入っていた保険会社から
30万円の保険金を貰ったので
1年間でかかった医療費
から保険金を引くと
35-30=5となり
我が家の医療費は5万円になると
いうことになります。
つまり・・
10万円を超えていない=医療費控除対象ではない
という事になりました。
保険金が入った方はそういった点も
注意しながら対象になるか調べてみてください。
わかりにくい記事だったらすいません。
何か気になる事があれば
調べ直しますのでコメントください^^
コメント