代々木公園で続々と感染者が
出ているデング熱!
最初は天狗熱!?と聞き間違いをしてた私ですが
デング熱なんですね^^;
初めて聞く感染症なので調べてみました。
デング熱とは?
デング熱とは蚊が媒介する
デング熱ウイルスの感染に
よって発症する熱帯伝染病の事をいいます。
デング熱が存在するのは
東南アジア、メキシコ湾や
カリブ海などの亜熱帯地域の国なんです。
ところが高温の季節には
日本でも発症しすることがあり
過去にも大阪や長崎で大流行した
事があるそうです。
デング熱は人から人へ
直接感染する事はないので
安心してください^^
症状は?
デング熱の潜伏期間は
5~7日程度といわれています。
寒気や震えなどを伴い
風邪の症状もないのに
突然高熱が出ます。
そして2、3日で解熱したかと
思えば1日おいてすぐに再び
40度近くまで熱が上がります。
そして再び解熱してまた高熱を
出す・・といった普通の風邪では
考えられないような症状が1ヶ月程度続きます。
発症前には強い頭痛や
節々の痛みなどを感じ
喉が赤くなったりします。
そして、一度解熱して
再び高熱を出した時に
体にはしかに似た発疹が四肢に
5日間程度現れるそうです。
首や脇の下などのリンパも
腫れ出すのがデング熱の症状
のようです。
しかし、これは古典型といって
初めてデング熱に感染した方の
症状になるんです。
もし、2回目も刺されてデング熱に
感染してしまうと免疫反応によって
デング出血熱やショックをともなう
デング・ショック症候群という病型に
なってしまいます。
2回刺されてしまうと
症状も重症化しやすいので
十分に気をつける必要がありますね。
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治療法は?
デング熱には特効薬がないそうです。
なので基本的にはインフルエンザと
同様に熱がある期間は安静にします。
そして痛みのある部分は
鎮痛剤を使用するなどの
対処療法をしていきます。
基本的には良性疾患なのですが
デング熱出血やデングショックを
発症した場合は3~6%の方が亡くなって
いるそうです。
二回目に刺された場合は
対処方法が変わってきますので
医師に相談されてくださいね。
デング熱かな?と思ったら・・
万が一、デング熱に感染したかな?
と思われたらすぐに医師に相談してください。
デング熱に感染しているかどうかは
血液検査をするとわかるそうですよ。
血液中にデングウィルスという
病原体が発見されるとデング熱と
診断されます。
予防接種はあるの?
残念ながらデング熱には
予防接種もワクチンもないのが現状です。
つまり先ほどお話した
鎮痛剤や点滴などの
対処療法しかありません。
安静にしていれば
ほとんどの方が完治する
病気ですので医師の指示に従ってください。
そして、デング熱の予防法は
蚊に刺されない事!!
これが一番大事なことです。
蚊の気になる場所へ行くときは
長袖長ズボンを着て虫除けスプレー
などで対処するだけでも違いますよ。
まとめ
今日のテレビでは既に10人以上の
感染が確認されたというテング熱。
人から人へ感染しないとはいえ、
蚊はどこにでもいますからね(´Д`;)
これから子供も遠足の時期で
心配もありますが行くなと言えませんし・・
最近になってクモといいダニといい・・・
人命を脅かす生物の存在が怖いです。
見えないウィルスと戦う事が
一番恐ろしい事だと私は思います(T_T)