11月に入り、さらに冷え込んできましたね。
全国各地で初霜もおり、いよいよ冬到来です。
北海道では全国に先駆けて、10月に初霜が降ります。
そのころ、ユリ根が収穫されているのをご存知でしたか?
ユリ根というと、おせちに使われている印象がありますが、
それ以外にはどのように食べられているのでしょうか?
今日はユリ根の処理の方法から・レシピ・効能を調べてみました。
ユリ根とは?
ユリ根とは、その名の通りユリの球根です。
一般的には、食用にできるユリの
球根を指すことが多いようです。
ゆりは灰汁が多いので灰汁が少ない
種類が食用として使われています。
代表的なものには、オニユリやコオニユリがあります。
ユリ根の産地はほとんどが北海道産!
真狩村という地域で95%が
生産されているそうで道民
ながら知りませんでした^^;
ユリの球根には養分がたくさん
貯められているから栄養たっぷりで
漢方薬にも使われているほどなんです。
下処理の方法とは
ユリ根はちょっと下処理が難しそう
に見えますが、意外と簡単なんですよ^^
処理方法をご紹介していきますね。
① 色の変わった部分をむき取ったら、縦に半分に切る。
② 根の部分にV字に包丁を入れて根を取る。
③ 鱗片を1枚ずつはがして、水で洗う。
④ 茶色い部分を包丁で取り除く。
⑤ 半透明になるまで熱湯で2分ほど塩ゆでする。
⑥ 茹でたら水に取って冷ます
これならちょっと料理に
自信がない人でもできそうですね。
ポイントは、半透明になったら鍋から引き上げること!
火が通りやすいので、注意してください。
処理が完了したら
気になるのは食べ方ですよね(*^_^*)
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ユリ根の食べ方
ユリ根の食べ方と言ったら、
お正月に食べるユリ根の含め煮や
茶わん蒸しが定番ですね。
ほんのり桜色にそめたユリ根が
茶わん蒸しに入っていると、
それだけで上品な料理に感じます。
その他にも、ユリ根のほくほくした食感を活かした、
ユリ根のホイル焼きもおいしそうですよ。
バターや醤油でシンプルに味付けして食べたら
ユリ根本来の味が楽しめそうです。
簡単に素揚げにしたり
グラタンに入れてもOK!
クックパッドにはユリ根のレシピが
たくさん掲載されているので色々な
食べ方を楽しんでみてはいかがでしょうか。
⇒ユリ根のレシピ(クックパッド)
ユリ根の効果や効能とは
ユリ根の主成分は炭水化物なので
エネルギー源になります。
カリウム・亜鉛・鉄・葉酸・マグネシウムなど
多くの栄養素を含んだ栄養満点の食材なんです♪
特にカリウムは含有量が多く
むくみが気になる人におすすめ!
カリウムには利尿作用もあるので、
老廃物を体外に出してくれる働き
もあるんですよ。
漢方では、滋養強壮・咳止め・
利尿に用いられています。
イライラ解消にも効くようですよ。
むくみが気になっている女性って多いと
思うので女性に積極的に摂取してもらいたいですね♪
まとめ
ユリ根について調べてみましたが
いかがでしたでしょうか。
思っていたよりもユリ根は
下処理が簡単にできるんですね^^
漢方薬にも使われるほど栄養がある食材だから、
もっといろいろな料理に取り入れたいと思いました。
11月が一番旬なユリ根なので
年末にむけて色々活用したいですっ。
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