最近、歳をとったのか風邪を引いて
いないのに咳き込む事が多くなりました。
アレルギー持ちだからと思っていたのですが
気になって調べてみると夏型過敏性肺炎という
病気の事もあるようです。どんな病気なのでしょうか。
夏型過敏性肺炎とは?
最近テレビでも取り上げられ話題に
なっているので夏型過敏性肺炎を
知っている方も多いかもしれません。
夏型過敏性肺炎とは
カビの原因による
肺炎の一種なんです。
毎年6月~10月頃に
患者数が増加しています。
そして30代から50代の
働き盛りの年代に多いそうです。
夏型過敏性肺炎は酵母カビの一種
「トリコスポロン」というカビが原因のようです。
トリコスポロンは高温多湿な場所であれば
どこでも存在するカビなので自宅で
湿気の多い場所でも発生します。
・水回り
・洗面所
・お風呂場
・畳の下
以上の場所が最も菌が
繁殖しやすい場所です。
カビが繁殖しやすいのが家庭内とのことで
家の中に長く滞在する専業主婦の
発症が多くなってきているそうです。
家の中では咳が出るけど
外に出ると咳が改善している‥
こんな風に思われた方は
もしかすると夏型過敏性肺炎の
可能性もあるかもしれませんね。
症状は?
夏型過敏性肺炎の
症状は咳が主です。
咳といっても空咳が多く
他にも発熱や息切れを
起こす方もいるようです。
ただ、夏風邪と見分けが
つきにくいので病院へ行っても
見落とされる事も少なくりありません。
もし病院へ行かれるなら
呼吸器の専門医のいる病院を
受診をおすすめします。
もし病院へ行く前に
ご自分で見分けるポイントとしては
「原因であるカビに近づくほど咳などの
症状が悪化し、離れると改善される」
これが一番の見分けポイントです。
簡単に言うと家に帰ってきたら
咳が強くなるけど出張で1週間家を
空けている時は咳をしなくなっていた。
↑こんな方は夏型過敏性肺炎の
可能性アリですね。
また、逆のパターンもありで
自宅では咳がでないけど
職場で咳をするようになった・・
こんな方も気をつけてください。
自宅だけがカビの発生源ではありません。
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予防法は?
予防法は一番に環境改善!
カビの繁殖しやすい場所を
極力作らないのが大切です。
エアコン・加湿器・洗濯槽
浴室・台所などの水回りを
中心に掃除をこまめに!
また、エアコンばかりに頼らず
空気の入れ替え!!
寝具はマメに洗濯して天日干し!
常に清潔にしておきましょう。
・・・・そういわれてもこれだと
エンドレスに掃除ですね(´Д`;)
子供も発症するので注意!
夏型過敏性肺炎は大人でも
子供でも発症する病気です。
子供の場合でも症状や予防法は
大人と全く同じです。
風邪を引いた後に咳だけが
長引いてずっと続く・・
そんな時は小児科に
相談してみてくださいね。
まとめ
実際に自分の場合で考えてみると
数日前、38℃前後を3日間・・
そして熱が下がってからも
ずっと咳がとまらない(´Д`;)
でも、家にいても外に出ても
症状は同じような気がするので
夏風邪だ!!と自己診断してみました。
しっかし、この自己診断が命取りになる
事もあるんですよね。
私はあと2週間、咳が止まらなければ
お医者さんに相談してみようと思います^^
エアコンを使用している職場にいる方で
まわりに咳き込む人が多くなった場合も
危険のようなので明日職場でチェックしてみましょ★