かかると高熱が出て辛いインフルエンザですが、特に小さいお子さんやお年寄りのいる家庭では、毎年予防接種を受けるという人も多いと思います。
インフルエンザは予防接種をしてから効果が現れるまでタイムラグがあり、流行する前にタイミングよく接種する必要がありますが、いつ受けるのが良いのでしょうか。
また、予防接種の効果はいつまで続くのでしょう。気になる副作用についてもまとめてご説明します。
予防接種の効果はいつからいつまで?
インフルエンザの予防接種の効果は、接種後3週間から5ヶ月後までと言われています。
ただし5ヶ月間ずっと同じように効果が続くわけではありません。
インフルエンザのワクチンは、接種してから1〜2週間で抗体が作られ、1ヶ月後に抗体の効果はピークを迎えます。
そこから3ヶ月くらいまでが、予防接種の効果が最大となりその後徐々に低下します。
我が家は毎年11月に接種するのですが、翌年のGWにインフルエンザになった事があるので、効力がなくなったからなのかなぁと感じた事がありました^^;
インフルエンザの予防接種の時期は?
インフルエンザの流行期は、例年1月〜3月頃ですので、接種後効果がピークになる期間を考えると、10月中旬~11月中に予防接種を受けるのがベストです。
最近は流行が12月になる事もあるので、遅くても12月中旬までには受けるようにしましょうね。
各医療機関では毎年9月に入ると予約の受付が始まり、10月の中旬から予防接種を開始します。
医療機関にもよりますが、用意できるワクチンの数によっては、12月ですでに接種を終了するところもあります。
インフルエンザは病院によって料金も違い、安い病院から受付終了する事が多いので、近所の病院を早めにチェックしておいてくださいね。
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接種回数ですが、生後6ヶ月から13歳までは2回接種、13歳以上は1回接種が原則ですが、1回よりも2回接種した方が有効性が高まることが確認されています。
受験生や仕事を休めない人など、どうしても感染を避けたい場合は2回接種してもらうことも可能ですので医師に相談してみましょう。
2回接種する場合は、10月中旬〜11月初旬に1回目、11月下旬〜12月初旬に2回目、
1回接種の場合は、11月下旬〜12月初旬に受けると、流行期全体をカバーすることができますので、早めに医療機関で予約することをお勧めします。
インフルエンザの副作用とその症状は?
インフルエンザの症状としては、38.5度以上の高熱が出ることと、激しい関節痛などの全身症状が見られ、発症すると症状が急速に進みます。
予防接種を受ければ、受けていない人と比べて、感染のリスクや重症化のリスクを下げることはできますが、100%感染を予防することはできません。
一方で、予防接種を受けなくてもインフルエンザにかからない人がいることも事実です。
他のワクチン同様、副作用がありますが、インフルエンザの予防接種を受けた人の10〜20%の人は、接種した皮膚周辺に腫れや赤み痛みを感じ、5〜10%の人には、発熱や頭痛、悪寒や嘔吐、めまいといった全身症状が起こります。
いずれも症状は軽く2~3日でよくなりますが、稀に強いアレルギー反応を示すアナフィラキシーという症状が出る事もあるので、注意が必要です。
以上のような副作用を、しっかりと理解した上で予防接種をしてください。
我が家の娘も2歳の時のインフルエンザの予防接種で、高熱が出て熱性けいれんを起こして、救急車を呼びました(T_T)
小さなお子さんが予防接種をした場合は、数日間はお子さんの様子を見てあげて下さいね。
まとめ
もちろん、インフルエンザの予防接種を受けるか受けないかは、自分で判断するものです。
インフルエンザは軽視してはいけない病気ですが、不治の病ではありませんし、自らの生活習慣を見直し、普段から免疫力を上げておくことも大切です。
年齢や状況によっても感染の確率や症状の重さが変わってきますので、総合的に判断されるといいと思います。
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