紅茶といえば、その豊かな香りと上品な味で人気の高い飲み物です。
女性が5人集まれば、他の人がコーヒーを頼んだ時でも、一人くらいは「私、お紅茶で‥」という人がいるものですよね。
紅茶には多くの効能があり、「紅茶キノコ」や「紅茶しょうが」など、健康食品としても定期的に話題にのぼります。
しかし、あらためて紅茶の効能は?と聞かれると、はっきりと答えられない人も多いのではないでしょうか。
そこで、紅茶の効能や、副作用についてもう一度きちんと確認しておこうと思います。
紅茶の効能
紅茶には
・ダイエット
・感染症予防
・疲労回復
・生活習慣病予防
以上のような効能があると言われています。
紅茶にはカテキンやフラボノイド、カフェインやテアニン、ポリフェノールなどの成分が含まれますが、紅茶にダイエット効果があるのは、カテキンのもつ脂肪分解酵素が、脂肪を分解し、カフェインが脂肪燃焼を促進する働きがあるためです。
さらに、紅茶ポリフェノールには脂肪吸収を抑制することも知られています。
また、カテキンやポリフェノールには殺菌作用があり、この殺菌作用を利用して、紅茶でうがいをすることで風邪やインフルエンザの予防になると言われています。
加えて、フラボノイドには、抗酸化作用、血中コレステロール抑制作用、動脈硬化抑制作用、血糖値抑制作用があるため、高血圧や糖尿病などの生活習慣病の予防の効果があるとのこと。
他にも、紅茶に含まれるテアニンにはリラックス効果があり、カフェインが、中枢神経を刺激することで、気分転換や疲労回復になると言われています。
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紅茶に副作用はある?
紅茶ポリフェノールは脂肪の吸収を抑制してダイエット効果がある一方、肉や魚に含まれる鉄分の吸収も抑制してしまいます。
さらに紅茶に含まれるタンニンは鉄イオンと結びつくため、紅茶を飲みながら食事することで、食事から、必要な鉄分を摂取することができずに、貧血になることも考えられるんです。
また、カフェインの過剰摂取は胃酸の分泌を促進し、胃壁を荒らしますので胃の痛みや不快感をもたらすことがあるので、胃の弱い方は気を付けて飲むようにしましょうね。
私も胃が悪いので、紅茶などのカフェイン系飲料は食後に摂取するようにしています。
寝る前に飲むと睡眠障害があるの?
私の母は「カフェインを夕方以降に飲んでしまうと夜眠れなくて困る」と言うのですが、紅茶の副作用の一つに睡眠障害もあります。
紅茶に入っているカフェインには、神経を高ぶらせ興奮させる作用があるからです。
カフェインの作用は人によってばらつきがありますが、飲んだ後3〜7時間程度続くと言われ、私の母のように午後の遅い時間に紅茶を飲むことで、夜なかなか寝付けなくなる可能性があります。
しかし同時に、適度な量のカフェインはストレスを解消し、紅茶に含まれるテアニンの働きによりリラックスすることで、睡眠障害の改善に効果的とも言われています。
ちなみに私は、夜に紅茶を飲んでもすぐに眠れるので、これにはかなり個人差があるようです^^;
もし紅茶を飲んで寝付けなくなった場合は、夕方以降に飲む事を避け、眠りに支障のない時間(午前中から午後3時ぐらいまで)に飲むようにしましょう。
まとめ
紅茶の効能と副作用についてご紹介しました。
紅茶は適量飲めば、リラックス効果や、感染症予防、ダイエット効果や生活習慣病の予防にも効果的な飲み物です。
ダイエット目的の方は、砂糖をあまり入れすぎないように注意しましょう。
あまり飲みすぎると、胃を荒らしたり、貧血や不眠を引き起こす可能性もあるので、自分に合った量やタイミングを知って、上手に生活に取り入れるようにしてくださいね。
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