蒸し料理はその技術の難しさで知られていますが、中でも茶碗蒸しはとっても繊細な料理です。
我が家も頻繁に作るのですが、蒸し加減によって全く固まってない時があり、加熱時間や温度の難しさを実感しています。
蒸し器より簡単そうな電子レンジでやってみても失敗する事も多々あるので、シンプルだけど難しいから家族が食べたがっても嫌煙しがち‥^^;
今回の記事では、茶碗蒸しを作る際に起こりがちな問題とその解決法にスポットを当ててご紹介します。
・茶碗蒸しが固まらない原因
・茶碗蒸しが固まらない時の対処法
・電子レンジで再加熱して固まらせる方法
この3つの要点について詳しく解説していきますので、茶碗蒸しの仕上がりでお困りの方は読んでみてくださいね。
茶碗蒸しが固まらない原因
電子レンジを使用した茶碗蒸しの固まりにくさには、いくつかの理由があります。
加熱時間が不充分であること、多くの具材による水分過多、出汁を多くしすぎることなどが挙げられます。
ここでは、茶碗蒸しがなぜ固まらないのかについて詳しく説明します。
具材の入れすぎ
特に水分を多く含むきのこなどの具が多いと、茶碗蒸しが固まりにくくなりがちです。
具だくさんは美味しいですが、入れすぎは禁物です。
例えば、きのこを加熱すると水分が多く出るため、特に水分を放出しやすい舞茸などは、卵の固まりを妨げる可能性があるため避けたほうが良いでしょう。
茶碗蒸しを作る時は、具材を控えめにすることが、固まりやすい茶碗蒸しを作るコツです。
出汁の量の多さ
出汁を多くしすぎると、卵と分離してしまい、茶碗蒸しがきちんと固まらなくなることがあります。
出汁と卵のバランスは、2.5:1の割合が理想的です。茶碗蒸しを作る際は、この比率に留意してください。
電子レンジの加熱時間不足
茶碗蒸しを電子レンジで作る際、しっかりと固めるためには適正な加熱時間が欠かせません。
通常200ワットで6分間の加熱を推奨されていますが、これが不足すると固まりません。
私自身も経験がありますが、十分な加熱時間を取らないと、茶碗蒸しは固まりにくいので注意が必要です。
電子レンジで手早く作るメリットはありますが、最低限200ワットで6分間は加熱することが大事です。
さらに、複数の茶碗蒸しを同時に加熱するときは、一度に多くを加熱すると固まり方にムラが出るため、2つずつ加熱することをおすすめします。
茶碗蒸しが固まらない時の対処法
まず、卵と出汁の比率を見直しましょう。おすすめの比率は、卵1に対して出汁は3です。
出汁を多くしすぎると固まらず、卵を多くしすぎると逆に硬くなるので気を付けてくださいね。
ちなみに、電子レンジで作る際は、出汁を卵1に対して2.5にするとよいでしょう。
他にも 舞茸を使用して固まらない場合は、舞茸をあらかじめ加熱してから使いましょう。
下茹でするか、電子レンジで加熱するのが効果的です。
もし茶碗蒸しが固まらない場合は、以上の方法を試してみてくださいね。
電子レンジで再加熱しておいしく食べる方法
蒸し物がなかなか固まらない時は電子レンジで再加熱しましょう。
低温(200~300w)で1分おきに様子を見ながら再加熱していくのがポイントです。
連続して2分以上加熱してしまうと、蒸し物が固まりすぎてしまうことがあるので、1分ごとに加熱し、その都度様子を見ることが重要です。
そして均等に加熱するためにも、再加熱の際は電子レンジに入れる茶碗蒸しの量は1~2個程度がおすすめ。
蒸し物が思うように固まらない時は、電子レンジでの再加熱を試してみてください。
これで美味しい蒸し物が手軽に作れるようになりますし、固まらない問題も上手く解決できるはずです。
茶碗蒸しが固まらない原因は?電子レンジで再加熱しておいしく食べる方法まとめ
蒸し物が固まらない原因は
・電子レンジの加熱時間が足りないこと
・水分を多く含む材料を使いすぎること
・出汁の量が多い
以上の3つの理由が多いです。
ですが電子レンジの低温で1分間隔で再加熱する事で、きれいに固めることができるので安心してください♪
失敗は成功のもと!次回はうまく作れますように( *´艸`)