小学生になると、子供たちは放課後、自ら遊びの約束をすることが増えます。
幼い頃は親が約束を取りまとめていたので、学校に入学してから初めて自分たちだけで遊びに出かけることが多いです。
子供の成長に喜びを感じつつ、時にはまだ会ったことのない子との遊びの約束があるかもしれません。
そんな時、知らない子から遊びに誘われたお子さんに、保護者はどのように対応すべきでしょうか。
今日は小学生の子供が初めてお友達の家に訪れる時の対応方法について詳しくチェックしていきましょう!
子どもが初めて遊びに行く友達の家:保護者の対応と挨拶の仕方
多くの幼稚園や保育園がある地域では、小学校にはさまざまな環境の子どもたちが集まります。
特に1年生のクラスには、初めて会う子どもたちがたくさんいます。
子どもたちが友達との遊びの約束をするとき、初対面の保護者の子どもがいることも珍しくありません。
子どもが「友達の家に遊びに行く!」と言うと、保護者としては「友達のお母さんは大丈夫って言ってるの?」と確認することがあります。
しかし、「大丈夫だって!」と子どもが言っても、相手の保護者と連絡を取っていないかもしれませんし、住所もわからないことも。
それでも子どもが遊びに誘われたら、行かせてあげることもあります。
この時、適切な挨拶は重要です。子どもが遊びに行くときは、相手の保護者にも配慮が必要です。
お礼を言うために、どのタイミングで挨拶をするのがベストでしょうか。
子どもを友達の家に送るとき
子どもを友達の家に直接連れて行く際は、その場で挨拶を交わすのが最善です。
「今日はありがとうございます。どうぞよろしくお願いします」というようなシンプルな言葉で十分です。
この機会に連絡先を交換しておくと、次回の約束の際にも便利です。
手紙を通じた挨拶
小学生の保護者によく使われる方法です。
約束の日に友達の保護者に会えない場合、特に有効です。
「本日はうちの子を招いていただきありがとうございます。今後とも仲良くしてください。連絡先:000-000-0000、名前」
といった内容の手紙を子どもに持たせましょう。
学校行事での挨拶
2人目の子ども以降では、この方法がよく使われます。
子どもが遊びに行った日に、「お母さんが感謝してるよ」と伝えさせ、次の学校行事で直接挨拶を交わします。
ただし、この方法では子どもが遊びに行っている日に何かあった場合、すぐに連絡が取れないという点に注意が必要です。
低学年のうちは、安全のために手紙を用意することが望ましいでしょう。
キッズケータイを持っていれば、挨拶や連絡も電話で簡単に済ませることができます。
子どもが友達の家へ遊びに行く際の手土産は必要かどうか?
子どもが友達の家で遊ぶとき、手土産をするかどうかは意見が分かれるかもしれません。
私は、子供がお友達の家に行く時は手土産を持って行かせています。
普段、友達が自宅に遊びに来る際はお菓子やジュースを用意するものですから、訪問する側が何か持っていくのが適切だと感じます。
ただし、持っていく物は相手が気兼ねしないようなものが良いですね。
例えば、我が家では以下のようなものを持って行かせています。
- ペットボトルのジュース
- スナック菓子1袋
- チョコレート
これらは200円程度で手に入る、気軽な手土産です。
飴やガムも良いですが、個人的にはもう少しボリュームのある食べ物を選ぶことをお勧めします。
それは、飴やガムだけでは追加のおやつが必要になるためです。
私の子どもはチョコレートが好きなので、それをよく持たせますが、基本的にはスナック菓子を選びます。
これらは食べるのに時間がかかるため、好ましい選択です。
また、飲み物は相手の家で出されることが多いですが、水筒を持たせることでより親切です。
お子様が持つ手土産、直接友達の保護者に渡すようにしましょう
子どもが友達の家にお土産を持って行く際、時に親から直接子どもに渡されることがあります。
これにより、子どもたちが勝手に開けてしまうことがあります。見慣れないお菓子のゴミを見て驚くことも。
このような場合、お持たせをしたことが相手の保護者に伝わらないこともありますし、無礼と思われることも。
そのため、子どもに手土産を持たせるときは、訪問先で直接友達のお母さんに渡すように伝えることが大切です。
親同士の関係が良ければ、手土産なしでも大丈夫
保護者同士の仲が良くなり、「お互い様」という感じになれば、手土産なしでも子どもを遊びに出すことが可能です。
手土産は、相手と同じようなものを選ばなければならないとか、何も用意していないときには戸惑うこともあります。
そういったことを気軽に話せる関係になると、互いの家への訪問も楽になります。
子どもが初めて遊びに行く友達の家での滞在時間、どう設定する?
子どもが友達の家で遊ぶ時間は、各家庭の状況によって異なります。
兄弟の有無や家庭のルールに応じて、遅くまで遊ぶこともあれば、夕食やお風呂の時間に合わせて早く帰ることもあります。
特に、初めて遊びに行く友達の家の場合は、滞在時間がどれくらいが適切か分からないため、比較的早めの時間を設定することがおすすめです。
我が家では、季節に応じて以下のように決めています。
- 夏期は17時まで
- 冬期は16時半まで
特に冬の場合は、日暮れ前に帰宅するようにしています。
子どもには事前に「○時までには帰る」と伝えておくことが重要です。
これによって、友達の保護者も予定を立てやすくなります。
連絡先を交換している場合、時には「もう少しお子さんを遊ばせても大丈夫」という話も出るかもしれませんが、基本は予定した時間に帰るようにしましょう。
まとめ:初めて友達の家を訪問する際の親の心得
初めて友達の家に子どもを遊びに送るとき、親としては様々な心配がつきものです。
実際、相手の親も似たような気持ちかもしれません。
迷った際は、以下のように礼儀正しい対応を心がけると良いでしょう。
- 挨拶を忘れずに
- 手土産を持たせる
このような対応で、子どもたちのこれからの関係だけでなく、親同士の関係も良好に築けるでしょう。
無理をせず、自然な関係を築いていくことが大切です。
良かったら参考にしてみてくださいね。