多くの日本家庭において、欠かせない調味料「ほんだし」。
この粉末出汁は、味噌汁、煮物、鍋物、炊き込みご飯など、多彩な料理の味を決める重要な要素です。
でも、もしも家になくなってしまったら、料理の味に影響が出ることも。
そんな時のために、ほんだしの代わりになる調味料をご紹介します。
これらの代替品を使えば、さまざまな美味しい出汁が作れます。ぜひ、これらの代替案を試してみてください。
和食の魔法の粉不足に!ほんだし代替品の便利なリスト
和食に不可欠なほんだしが手元にない時、家庭で簡単に見つけられる代替品を紹介します。
これらの代替品を使えば、和食の風味をしっかりキープできますので、ぜひ試してみてください。
代替品1:めんつゆの多用途活用
めんつゆは、醤油やみりんを加えた和風出汁で、麺料理だけでなく様々な料理に使えます。
ほんだしの代わりにめんつゆを使えば、煮物や炊き込みご飯、丼物などにも美味しい風味を加えられます。
ただし、味噌汁やうどんなどに使用する際は、濃度に注意してください。
代替品2:白だしの幅広い活躍
白だしは、かつおや昆布などの出汁に白醤油や砂糖、みりんで味付けした調味料で、様々な和食に使われます。
白だしは、うどんの出汁、鍋、煮物などほんだしの代わりに適しています。
風味豊かな白だしは料理を一層美味しくします。味に深みを出したい場合は、醤油やみりんで調整がおすすめです。
代替品3:昆布茶の使い方
昆布茶は、乾燥させた昆布を粉末状にしたもので、料理の隠し味としても使えます。
昆布茶はカツオや椎茸のエキスも含み、料理に深みを加えます。
汁物、煮物、炒め物、炊き込みご飯など幅広く活用できます。ほんだしの代わりに昆布茶を使う場合、同じ分量で大丈夫です。
代替品4:鶏ガラスープの多用途
鶏ガラスープは、炒め物やスープ作りに広く使われ、特に中華料理には欠かせません。
この鶏ガラスープは、さっぱりとした味わいで、中華だけでなく他の料理にも適しています。
代替品5:鰹節を使って
カツオで作られる鰹節は、ほんだしの代わりに使うのに適しています。
手間はかかるものの、独特の香りと深い味わいの出汁が得られます。
代替品6:塩昆布の利用法
塩昆布は、昆布を醤油や塩で味付けして乾燥させたものです。
お米のお供としても人気ですが、昆布の旨味が凝縮されており、出汁としても高い味わいを料理に加えることができます。
ただし、塩分が多いので使用量に注意が必要です。
代替品7:干し椎茸で出汁を
干し椎茸を使って出汁を取るのも、ほんだしの代替として優れています。
水に浸し、沸騰させて水分が半分になるまで煮詰め、茶こしで濾せば完成です。
干し椎茸は旨味成分が豊富で、美味しい出汁が作れます。
代替品8:味の素とハイミーの使用法
味の素はグルタミン酸が主成分の調味料で、味噌汁や炒め物に使えます。
一方、ハイミーは昆布の旨味をメインとした「うま味だし」で、多様な料理に応用可能です。
基本の手作り出汁レシピ!簡単で美味しい
手作りの出汁汁作りは案外簡単で、新鮮な出汁は香り高く、お味噌汁やその他の料理の味をより引き立てます。
必要な材料
- 水:1リットル
- かつお節:10g
- 昆布:10g
出汁の作り方
- 昆布をキッチンペーパーで優しく拭き、水に30分程度浸します。
- 昆布を浸した水を中火にかけ、沸騰直前で昆布を取り出します。
- その後、一度水を沸騰させて火を止め、かつお節を入れます。
- 再び沸騰させた後、弱火で3分間煮出します。
- 最後に、出汁をこし器で濾して完成です。
ほんだしの代用品を使う時の注意点
ほんだしの代用品を使う時は以下の2点に注意してください。
適切な分量の調整
液体のだしやつゆは通常、濃厚な味わいで提供されます。
そのため、使用する量に注意しないと、料理が過剰に味付けされてしまう可能性があります。
もし量を間違えた場合は、水やお湯で薄めて調整ができるので安心してくださいね^^
調味料の加減
代替品の中には、すでに醤油が含まれているものが多いです。
ほんだしを使うレシピの指示に従い醤油を加える前に、まずは料理の味を確認し、適宜調整するようにしましょう。
以上の2点に気を付けながら使ってみてくださいね。使う調味料によって味の調節が異なるので味見しながら調理していきましょう!
ほんだし不足の際の代替品と手作り出汁の作り方まとめ
和食の味に大きな影響を与えるほんだしですが、代替品を使って様々な風味の出汁を作ることができます。
おすすめのほんだし代替品7選
- めんつゆ
- 白だし
- 昆布茶
- 鶏ガラスープ
- 鰹節
- 塩昆布
- 干し椎茸
基本的な出汁汁は、鰹節と昆布を使って簡単に作ることが可能です。
ほんだしを代用したい時は、これらの代替品を試してみてくださいね^^