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片栗粉と小麦粉を入れ間違えちゃった!どちらでも代用可能なの?

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料理をしていて「片栗粉や小麦粉を間違えてしまった!」という状況に直面したことはないでしょうか。

私はしょっちゅうあるのですが‥^^;

見た目が似ているため、どちらかで代用しても大丈夫ではないかと考えたことがあるかもしれません。

片栗粉と小麦粉は見た目や使い道が似ていますが、原料が違うために、料理の結果には食感や見た目に差が出ます。

今回は、以下のことについて解説します。

  • 片栗粉と小麦粉の間違った使い分けがもたらす影響
  • 片栗粉と小麦粉の代用品
  • 正しい使い分け

早速本文で詳しく解説していきますね^^

目次

片栗粉と小麦粉を間違えて使った時の影響

片栗粉と小麦粉はどちらも白く細かい粉で、外見はとても似ています。

ケーキやクッキー作りに小麦粉を、料理にとろみを加える際に片栗粉を使いますが、肉をまぶすなどの同じ目的で使うこともあります。

それぞれの違いと、間違えて使った時の影響をまとめました。

使い方の違いは何?

片栗粉と小麦粉の原料の違いにより、同じ料理を作っても違った仕上がりになります。

片栗粉はじゃがいもから作られ、じゃがいもをすりおろし、水に晒した後に沈んだでんぷんを乾燥させて粉にします。

一方で、小麦粉は小麦を挽いて粉にします。

両方ともでんぷんが豊富ですが、片栗粉にはタンパク質が含まれず、小麦粉にはでんぷん以外にもタンパク質が含まれています。

このタンパク質の有無が料理の特徴に大きく影響します。

小麦粉にはグルテニンとグリアジンというタンパク質が含まれており、水を加えて練るとグルテンができ、粘りが出てまとまります。

しかし、片栗粉にはタンパク質がほとんど含まれていないので、水を混ぜてもサラサラした状態になります。

揚げ物の衣やとろみを付ける際には、この違いが顕著に現れます。

揚げ物をする時の違い

片栗粉を使うと➡サクサクとした軽い食感になり、色は白っぽい。
小麦粉を使うと➡カリッとして中はジューシーで、色はきつね色になる。

とろみをつける時の違い

片栗粉を使うと➡粘度が高く、麻婆豆腐や八宝菜のような中華料理に適しています。
小麦粉を使うと➡粘度が低めでサラッとしており、カレーやシチューのような洋食に適している。

片栗粉を間違えて使ったらどうなる?

衣として使う場合、小麦粉の代わりに片栗粉を使っても大きな問題は起きません。

しかし、揚げ物の色が白くなり、食感も軽くサクサクになります。

ソース作りに片栗粉を使うと、トロトロのあんかけ風になります。

小麦粉を間違えて使ったらどうなる?

小麦粉を使うと、揚げ物はきつね色でカリッとした食感になります。

小麦粉でとろみを付けることもできますが、片栗粉ほどの粘度はなく、サラッとして食材に絡みにくいです。

また、ダマになりやすいため注意が必要です。

片栗粉と小麦粉の代用品は?

片栗粉と小麦粉を間違えて使っても、食べる上での問題はありません。

しかし、見た目や食感が変わるので、代用する場合は他の材料を考えた方が良いでしょう。

片栗粉の代替品

片栗粉の代替品としてはコーンスターチが使えます。

コーンスターチはとうもろこしのでんぷんで作られ、グルテンを含まず、とろみ付けに適していますが、片栗粉よりも透明感が少ないです。

小麦粉の代替品

小麦粉の代替品としては米粉があります。

米粉は米を挽いて作られ、甘みがあり、クッキーやケーキ作りに適しています。

ダマになりにくく、とろみ付けにも使えます。

片栗粉と小麦粉の正しい使い方

片栗粉と小麦粉、それぞれの正しい使い方についてお話ししましょう^^

唐揚げはどっちを使う?

唐揚げとは、小麦粉をまぶして揚げた鶏肉のこと。片栗粉を使うと、それは竜田揚げと称されます。

ソテーする時はどっち?

香ばしさを出したいときは小麦粉を選びましょう。

ソテーした後に調味料をよく絡めたいなら、片栗粉が適しています。

カレーやシチューにはどっち?

カレーやシチューには小麦粉が最適です。

片栗粉は粘度が高いので、サラリとしたとろみを出すのが難しいです。

片栗粉と小麦粉を間違えたらどうなる?それぞれの代用品を紹介!まとめ

この記事で「片栗粉と小麦粉の違い」についてご紹介しましたが、参考になりましたか?

今回の記事をまとめてみると

  • 小麦粉と片栗粉は原料が異なり、それぞれ異なる特性を持つ。
  • 揚げ物の衣やとろみをつける際の効果が異なり、それぞれに適した料理がある。
  • 片栗粉はコーンスターチ、小麦粉は米粉で代替できる。

以上の3点が重要なポイントになります♪

片栗粉の代わりに小麦粉を使用しても食べられますが、味わいに違いが出ることを覚えておくと便利です。

食感や好みに応じて使い分けることで、料理が一層楽しめますよ( *´艸`)

良かったら参考にしてみてくださいね。

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