通常は特別な場面でのみ使用される感謝の封筒ですが、その正しい使い方について疑問を持つのは一般的です。
たとえば、子供の趣味の活動への感謝や地域行事でお礼を伝える際など、多様なシチュエーションでこれらの封筒が必要になります。
そんな時、失礼のないよう、心を込めて感謝の気持ちを相手に伝えることが大切です。
今日は
- 謝礼を渡す封筒の選び方
- 封筒の表書きの書き方
- お金の入れ方
以上の3点について詳しくご紹介します^^
感謝を伝える封筒に関連する様々なポイントを詳細に解説しますので、参考にしてみてくださいね。
感謝を伝える封筒の選び方とポイント
感謝の気持ちを表す封筒は、シンプルな白無地が最適です。
完全に無地で郵便番号の欄がないタイプが理想的と言えるでしょう。
祝儀や見舞いの際に使う熨斗付きの封筒は、この場合は不要です。
ちなみに、茶色の封筒を使用すると中身のお札が透けて見えてしまう可能性があるので、茶色の封筒は避けましょうね。
白無地封筒にお金を入れる方法
白無地の封筒を使う際には、中袋や懐紙を使用してお金を包むことで、より丁寧な印象を与えることができます。
既に中袋がついている封筒を選ぶか、それがない場合は懐紙を使うのがおすすめです。
懐紙はもともと茶道で使用されるものですが、お金を包む際にも活用できます。
柄があるタイプでも無地でも、どちらを選んでも問題ありません。
私自身、習い事の先生に謝礼を渡す際は懐紙をよく使います。
文房具店では数十枚入りの懐紙が400円程度で購入でき、持っておくと便利です。
封筒のサイズによっては、懐紙を二つ折りにして入れることが必要になる場合があります。
そういう時は、懐紙の端を軽く折ってから封筒に入れると上手くいきます。
懐紙を使った封筒の作り方は以下の動画を参考にしてみてください♪
とっても可愛い謝礼の封筒が作れます( *´艸`)
ぽち袋として子供たちのお年玉にも良さそうですね!
謝礼封筒の記入に適した筆記具と書き方
謝礼封筒に記入する際には、筆ペンが最適ですが、太めのマーカーでも問題ありません。
一方で、ボールペンや細いマーカーの使用は避けた方が良いでしょう。これらはカジュアルな印象を与え、不適切に見えることがあります。
適切な太さの筆記具を選びましょう。
謝礼封筒への表書きの正しい方法
謝礼封筒の表書きは、封筒の中央上部に大きく書くのが一般的です。
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「御礼」、「謝礼」、「謝金」といった表現が一般的ですが、「講演料」といった具体的な表現も適しています。
名前は表書きの下に、少し小さな文字で記入します。
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複数の名前を記載する場合は、書き始めを右にずらしてバランスを取ります。
(画像)
封筒の右上に宛名を記載する場合は、左側から目上の人の名前を書き始めるのがポイントです。
これは少し特殊な書き方ですので、注意が必要です。
謝礼封筒に金額を記載する際の注意点
封筒の外側から金額が見えないことが重要なので、封筒に金額を書くのは避けましょう。
謝礼の場合、金額が明示されることは望ましくありません。
もし金額を書く必要がある場合、中袋の裏側に記入します。
謝礼において金額の明記は必須ではないので、状況に応じて書くか否かを判断すると良いでしょう。
謝礼封筒にお札を入れる際の注意点
謝礼としてお札を渡す際には、できる限り新しい紙幣を用意することが好ましいです。
新札が手に入らない場合でも、可能な限りきれいで折れ目のない紙幣を選ぶことが重要です。
汚れていたり、破れている紙幣は避けましょう。
お札を封筒に入れる際は、紙幣の顔が上向きになるように配慮します。
(画像)
封筒から取り出す時に紙幣の顔が最初に見えるようにするのが礼儀です。
複数枚の紙幣を入れる場合は、全ての紙幣の向きをそろえることも大切です。
こうした細やかな配慮が感謝の気持ちを伝える上で効果的です。
まとめ
謝礼は、感謝の気持ちを伝えるためのものです。
完璧なマナーを求められるわけではありませんが、心を込めて渡す姿勢が大切です。
形式ばった振る舞いよりも、誠実な感謝の表現が重要です。
謝礼を渡す時は、これらのポイントを意識してみてくださいね^^