2024年もあっという間に冬至の
季節を迎えますね。
冬至といえば思い浮かぶのがカボチャ
ですが、どうしてカボチャを食べるの?
と子供に聞かれてもわからない・・・(汗)
ここはいっちょ調べてみましょー!
冬至とは
冬至は簡単に言うと一年で
一番昼が短い日の事です。
カレンダーでは二十四節気の一つで
夏至と対照的な日になります。
地球の北半球の日本がある場所がその日に
昼が短く夜が長くなるというものですから
南半球の土地の時はまた違うのでしょう。
南半球と北半球では夏と冬が反対なので。
”もうすぐ夏至、冬が近づいている”
という表現になります。
時間帯については分かりませんでしたが
南半球でも夏至は夏至、冬至は冬至として
扱っているようです。
夏至の言葉が生まれた時にはまだ南半球の
事なんて夢にも思わなかった時代というのが
その理由のようですね。
ただ季節が北半球と南半球では異なるので
一見矛盾した記述になってしまうんですね。
2023年の冬至はいつ?
2023年の冬至は12月22日(金)です。
ちなみに2022年の冬至も調べたら
同じ12月22日でした^^
ほとんどの年が12月21日か22日が冬至
となっているようです。
年によっては12月23日もあったようですが
しばらくは12月21・22日が続きますよ。
クリスマス直前で忘れてしまいがちな
日ではありそうですね(笑)
冬至にカボチャを食べる由来
冬至にカボチャを食べると・・
・風邪を引かない
・一年を元気に過ごせる
・お金に困らない
などの言い伝えはありますが、本当にそれ
だけでは何百年も続くとは思えませんよね。
カボチャは夏にも並んでいるのにどうして冬に
わざわざこの夏野菜を選んで食べるのでしょうか。
料理の種類は違ってもこの習慣そのものは
全国で見かけられるものなんですよね。
私の地元では…というよりは、母が作るのは
カボチャと小豆を入れた柔らかい炊き込み
ご飯で冬至粥と呼んでいるものです。
甘いものなのでメインよりもおやつみたいな
感じの料理です。この日に食べるためのメニューですね。
中国にも小豆粥を炊いて厄除けにするという
習慣が有るようですから冬至の習慣を持つ
文化として引き継がれた形かもしれません。
違う土地から嫁いできた人の場合は作る料理
が違うかもしれませんね^^
どうしてカボチャを選ぶのかというと
長く持つのが現実的な理由です。
栽培も比較的楽なのもポイントです。
江戸時代にはカボチャはまだアメリカから来た
西洋かぼちゃがメインで今とは違った雰囲気
だったと思われます。
夏の半夏生も同様に、サンマやタコなどを
食べる習慣が有りますが、こちらと理由は同じで
栄養補給の為です。
冬場まで野菜をとっておくのは乾燥させたり
して加工しますから元の栄養価とは違うのが
普通ですよね。
今のようにビニールハウスや石油燃料で簡単
に温めたり出来ない時代には冬まで取ってお
ける食材は限られてしまいます。
形を損なわないことで栄養も保持しやすい
カボチャは寒い冬の栄養補給には理想的
だったんですね。
~豆知識~
他にも食べられているものは最後に”ん”が
付く名前の食材が多いですね。
大根にみかん、レンコン、寒天、うどんに
こんにゃく、きんかんと言った具合です。
きんかんは砂糖やはちみつ漬けにして
喉が痛い時に食べると良く効く食べ物なので
なんか分かるなぁと思います。
他にも運が良くなるというのでカボチャの他に
上記の食べ物も含めて人参、銀杏を食べる
習慣があるところも。
こんにゃくで身体のお掃除!というのは実際
便秘の時に食べるようにすると身体がスッキリ
するので昔から有った知恵なんですね^^
他にも融通と引っ掛けて
ゆずが売られているとか。
ゆず湯なんかみているだけでいい匂いが
するんだろうなぁ…とテレビの映像を眺めて
いますが地元ではやる人は少ないです。
語呂合わせに限らず、ゆずにもリラックス効果
や体を温める効果が有るので健康の維持の
為に食べられていたんだと思います。
ゆずには血行の促進と発汗と解熱の薬効が
有るので冬に積極的に食べたい食材です。
柑橘類全体に風邪に対しての効果が有るので
この季節に出回るのは伊達じゃないんだな~
と思わせてくれます。
実際にんが付く食べ物も健康効果が高いもの
が多いのがよく分かります。
主役の野菜はカボチャなのにはその時期まで
保存が効いて加工しやすいというのが大きい
としてもパワーが有るからだと言えそうです。
まとめ
冬至にカボチャを食べる理由・・
理解できました(*^_^*)
22日はクリスマスの事ばかり
考えている時期なのでカボチャ料理すら
食べた事がない我が家(´Д`;)
小さい頃は母が作ってくれていたのを
思い出したので私も子供達に冬至という
行事を教えつつカボチャ料理作ってみます。
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