節分に食べる恵方巻ですが、最近は全国ですっかり定着した感がありますよね。
皆さんのお家では食べていますか?
まだ食べたことがない人や、食べていたとしても細かい食べ方やその理由まではよくわからない、というあなたへ恵方巻きの食べ方や、その理由などをご紹介します。
恵方巻の食べ方は?
恵方巻きの食べ方の基本は、太巻き寿司をその年の恵方(縁起の良い方角)を向いて、黙って一気に食べることです。
ちなみに恵方は4種類あり、その年の干支によって決まりますが、2017年の恵方は北北西、正確には北北西のやや右だそうです。
やや右ってどうゆうこと?と思うかもしれませんが、これは恵方が中国式の24方位をもとに決まるからです。
私たちが普段使っているのは西洋式の16方位ですので、これに24方位を無理に当てはめると、このような表現になってしまうのです。
さて、話は戻りまして・・恵方巻きは食べている途中におしゃべりすると、お利益が得られないそうなので、無言で食べます。
また食べ始めたら、最後まで一気に食べないと、これまたご利益が得られないそうです。
なんだか、家族揃って太巻きをもぐもぐしているところを想像すると、「それ楽しいのか?」と思ってしまいますが、1年に1度くらいはそんな日があってもいいかもしれませんね。
我が家の子供達は無言というシチュエーションに笑いがこらえられないようで、ぐふふ、ぐふふ、、と言いながら一応無言?で食べています(笑)
ただ小さい子供に太巻きだと量が多すぎるので、食べやすさを考えて小さなお子さんには細めの巻き寿司を用意するといいでしょう。
****
恵方巻を食べる時間は?
恵方巻きは節分に食べるものですが、基本的に食べる時間は決まっていない為、家族が揃う夕ご飯に食べるという家庭が多いです。
恵方巻きはもともと江戸時代の終わり頃に、大阪の花街で商売繁盛と厄払いのために始まったもので、関西ではよく知られたものでした。
そして1998年にセブンイレブンが大規模に展開したことで、恵方巻は全国でも広く知られるようになったんですよ。
そう考えると比較的新しい風習で、「恵方を向いて黙って一気に食べる」こと以外は細かい決まりはありません。
中に入れる具も七福神にあやかって7種類入れることが多いようですが、そうしなければいけないという決まりはありません。
定番のたまごやうなぎ、キュウリにでんぶ、かんぴょうなどの他に、サーモンやカニカマ、エビやアボカドなど、アイデア次第でいろんなテイストの恵方巻きができそうですね♪
恵方巻をまるかじりする意味とは?
さて、恵方巻きの食べ方で、気になるのは【なぜ丸かじりするか】です。
どう考えても食べにくいし、喉につかえそうですよねf^_^;)
諸説あるようですが、一般的には恵方巻きを切らずに一本食べるのは良いご縁を切らないようにするためであり、丸ごと食べることで、良い運を一気にいただくということだそうです。
だから、食べやすいように切って食卓に出したり、上品に少しずつよくかんで食べたら、意味がないんですね。
もちろん、恵方巻きを食べ終わったら、おしゃべりしながらゆっくり食事を続けてくださいね。
まとめ
恵方巻きの食べ方やその意味をご紹介しました。
我が家でも3年前ぐらいから恵方巻を食べるようになったのですが、今では食べないと節分が終わった気がしないんですよね^^;
今年はちょっとリッチにお寿司屋さんの海鮮恵方巻でも頼んでみようかなと思っています。
皆さんも恵方巻きを食べて1年の福を取り込んでくださいね(^ ^)
コメント