吉野山は奈良県の中央部に位置し、その一帯は桜の名所としても知られています。
金峯山寺を中心に社寺が点在し、信仰の場でもある吉野山の桜は歴史が古く、この地が信仰や修行の場であったことや、桜が御神木として大切にされたこともあって、平安時代から積極的に植樹されるようになりました。
全国の桜の名所の多くが、ソメイヨシノであるのに対し、吉野山の桜はほとんどが古来より日本の山野に自生してきたヤマザクラです。
桜の時期になると尾根一帯が薄紅色に染まり、その美しさは息をのむようです。
そんな、一度は見ておきたい吉野山の桜について情報をまとめてみました。
吉野山の桜の時期はいつ頃?
吉野山の桜は4つにエリアに分かれており、それぞれ、下千本、中千本、上千本、奥千本と呼ばれています。
はじめに山下の下千本エリアから咲き始め、順に山上へと開花していきます。
それぞれのエリアの開花時期は次のようになっています。
下千本エリア:4月1日前後
中千本エリア:4月2日前後
上千本エリア:4月5日前後
奧千本エリア:4月10日前後
例年、開花から満開までは5日前後かかっています。
開花予想時期は、毎年3月ごろになると吉野町の公式ホームページに掲載されます。
順次情報が更新されますので、訪れる前にまずはチェックしてみましょう。
>>吉野町桜開花情報
駐車場はあるの?
吉野山周辺の駐車場は次の通りです。
・吉野山観光駐車場
・如意輪寺駐車場
・周辺駐車場(数カ所あり)
・郊外駐車場(シャトルバスが運行)
桜の時期には料金は一律1500円/日になります。
桜のピーク気には「ピークアンドバスライド」と言って、周辺が通行止めになることもあり、そうなると使用できるのは、郊外駐車場のみとなります。
ちなみに2016年のピークアンドバスライドは4月9日(土)と10日(日)の2日間でした。
その日以外も土日平日関係なく周囲は大変混み合います!
駐車場の営業時間は7時〜18時まで(入場は15時まで)ですが、朝の9時には駐車場までの道は長い渋滞が出来ますので、どうしても車で行きたい場合は、遅くても8時前には到着するようにしましょう。
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おすすめの服装は?
吉野山の桜を楽しむためには次のような服装がオススメです。
⒈寒さに対応できる
⒉暑くなったらすぐ調整できる
⒊動きやすく歩くやすい服装
吉野山の桜が咲く時期は3月の末から4月後半にかけてで、いつ行くかによりかなり気温が違います。
標高も高く、朝晩は冷え込むことも考えられるので、寒さには対応できるようにしておくことが基本です。
とはいえ、お花見なのに冬の服装というのもおかしいので、寒い時にはインナーを一枚増やして対応というのも一つの方法です。
また、吉野山の桜の楽しみ方としてオススメなのは、広いエリア内をのんびり歩いて見る巡ること♪
歩いているうちに体が温かくなってくることも考えられますので、暑くなったらすぐ上着を脱げるようにしておくと便利ですよ。
まとめ
吉野山の桜についての情報をお伝えしました。
最近の日本は異常気象という事もあり、2月3月の気温によっては、桜の開花時期が大きく変わってしまう事もあるので、訪れる前に必ず開花時期なのかをチェックしてから、訪れてみてくださいね。
私の義両親もわざわざ北海道からツアーで見に行ったのに、咲いてなかった・・という悲しい事もありました^^;
車で行かれる方はくれぐれも早い時間に出かけてくださいね!車で待つのって子連れには本当に辛いものです。
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