桜の名所はたくさんありますが、そんな中でも今回は、新潟市民の私が一押しする「白山公園」の桜をご紹介します。
白山公園は、1873年日本で最初に開設された25カ所の都市公園のうちの一つで、新潟総鎮守白山神社に隣接しています。
園内には池や人工的に作られた小山、花木などがバランス良く配されており、公園の周囲には県民会館や新潟市民芸術文化会館、音楽文化会館など多くの劇場や文化施設が集って、それらを6つの空中庭園が取り囲むような作りになっているんですよ♪
周囲には160本の桜の木が植えられ、桜の季節には多くの花見客で賑わいます。
白山公園の桜の見頃は?
白山公園の桜は例年4月上旬に開花し、4月10日前後に満開になりますので、だいたい4月上旬から中頃まで楽しむことができます。
同じ頃白山神社では春祭りが開かれ、毎年たくさんの人が訪れます。
白山公園は新潟市の古くからの繁華街「古町」の上手にあり、白山神社を発端として上古町と呼ばれる商店街へと連なり、上古町には個性的なお店が多く、お花見ついでに町をぶらぶらしても楽しめますよ。
ライトアップはされるの?
白山公園一帯は、桜の時期にはライトアップされ、夜桜を楽しむことができます。
空中庭園は、通年ライトアップされていますが、噴水や水路の照明がムードを盛り上げ、ガラスを多用して作られた新潟市民芸術文化会館(通称りゅーとぴあ)と桜のコラボは、城跡の桜の名所とはまた違った趣があります。
この辺りは、古い建物と近代的な建物が混在した不思議な空間で、そこに桜が美しく映えてとてもきれいです。
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屋台はあるの?
白山公園内は、お花見シーズンになると多くの屋台がでますが、中でも新潟の屋台といえば、有名なのが「ぽっぽ焼き」。
11.ぽっぽ焼き
下越地方。上越では食べられなかったが、何年か前から祭りの屋台に出るようになった。新潟市の白山公園によく屋台出てる。
黒糖の蒸気パン?焼き立てだと、外側はカリッ内側がふわっが楽しめる。 pic.twitter.com/AshTwGhxpf— まどろみのしめじ (@potatoshimeji) May 6, 2015
小麦粉と黒糖をまぜて焼いた素朴な味の焼き菓子で、新潟県民なら知らない人はいません。
味は黒糖味の蒸しパンみたいな感じで棒状のふにゃふにゃしたお菓子ですが、ついつい手が伸びる罪なやつです。
ぽっぽ焼きにも美味しいものとそうでもないものがありますが、美味しいぽっぽ焼きを食べたければ、人がたくさん並んでいる屋台で買うことです!
なぜなら、そっちの方が美味しいことをみんな知っているからです。
屋台が二つ以上出ているようなら、時間がかかっても行列の長い方で買う事をおすすめします☆
まとめ
白山公園の桜についてご紹介しました。
白山公園は歴史の古い公園ですが、新潟市民芸術文化会館ができたのは1998年で、その後に空中庭園やその周辺が整備されたので、現在のような風景を楽しめるようになったのは比較的最近のことです。
新潟の文化の発信地でもある「りゅーとぴあ」や市民の憩いの場信濃川沿いの「やすらぎ堤」、そして新潟市街をつなぐこの一帯は個人的にもお気に入りのエリアです。
近くには日本海側最大の水族館マリンピア日本海があり、家族連れでも十分楽しめますよ。
駐車場も整備されていますが、お花見シーズンや、劇場でのイベントのある日などには混雑することもありますので、事前にイベント情報をチェックしておくことをおすすめします。
また、このあたりは海や川が近く、思いのほか風が冷たいので、防寒対策はしっかりとして行ってくださいね。
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