お彼岸が近づいてくると、なぜか無性に食べたくなるのがおはぎです。
いつもは市販のものを買ってくることが多いかもしれませんが、たまにはあんこから自分で手作りしてみてはどうでしょう。
甘さの調節もできますし、何より手作りならではのおいしさと、安心感がありますよね。
そこで、おはぎ用のあんこの作り方を、簡単なものから、ちょっと手をかけたものまで、いくつかご紹介します。
あんこが固くなったらどうする?
あんこ作っていると、途中であんこが固くなってしまうというアクシデントが発生する場合がありますが、そんな時の対処法をご紹介します。
まず、あんこの水分が少なく硬いのであれば、お水を少し足してあげれば柔らかくなります。
問題は小豆自体が硬く仕上がってしまった時で、あんこは一度砂糖を入れてしまうと、もう柔らかくならないのです(T_T)
打つ手はなし!・・と思いきや、ちゃんと復活させる方法がありましたので、ご紹介します。
小豆は柔らかくなってから砂糖を入れないと、硬く芯が残った状態になってしまうんです。
もし、こうなってしまった場合は、一度お湯を捨ててから、やさしく小豆を水洗いしましょう。
砂糖がなるべく残らないよう、何度か鍋などの中で水を替え、洗うようにするのがポイント★
最初に入れてしまった砂糖はもったいないですが、あきらめましょう^^;
そのあと、水から茹でなおすと、固くならずにやわらかくなるので、もう一度砂糖を入れなおします。
手間はかかりますが、こうする事であんこが美味しく蘇りますよ。
「そんなの面倒だ~」というなら、ブレンダーやミキサーにかけて、こしあんにしてしまうのも1つの手です。
あんこを作る時のコツは?
あんこを作る時は、少しポイントを押さえるだけで、より美味しいあんこが作れるので、覚えておくと便利です。
それぞれの工程のポイントをご紹介しますね。
渋切り
鍋で作るあんこは必ず渋切りという工程が入ります。
これは、途中で火を止めて小豆を蒸らし、煮汁をすて水を替えて煮る工程の事で、この回数を増やす事で、すっきりしたあんこができますよ。
煮方
お鍋を使って煮る時は、水は多すぎず少なすぎず、 小豆を潰さないように弱火で茹でましょう。
小豆は常にお水につかっているような状態を保ちます。
砂糖の入れ方
砂糖は必ず2、3回に分けて入れるようにしましょう。
一度に入れるとせっかく柔らかく煮た小豆が、硬くなってしまうので、砂糖を入れたら焦がさないように煮詰めるように★
冷めると固くなるので、少し柔らかいかな、と思うくらいで火を止めてくださいね。
砂糖の種類と量
砂糖の種類によって、あんこの味も変わります。
白砂糖:スッキリした甘味でしっとりしたあんこに。
三温糖:こくのあるまろやかな甘さに。
きび砂糖:控えめな優しい甘さに。
ツヤを出したいなら砂糖の量は多め、少なめにすれば甘さ控えめで、白っぽく素朴な仕上がりになります。
何回か作っていけばコツがつかめると思うので、自分好みのあんこができるよう試してみてくださいね。
まとめ
あんこ作りは手間がかかると思っていましたが、意外と短時間で簡単に作る事が出来るんですよ^^
ポイントを押さえながら作ると、さらに美味しいあんこが作れると思いますので、是非チャレンジしてみてください。
ちなみに私は、粒あんよりもこしあんが好きです(o^―^o)
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