年賀状といえば、最近はパソコンで作ってプリントアウトする人も多いと思いますが、それだけではちょっと味気ありませんよね。
特に毎日の仕事でお世話になっている上司への年賀状は、人間関係をよりよくするためにも、何か一言手書きでメッセージを書きたいものです。
でも、いざ書くとなると、どんなことを書けばいいのか悩んでしまいます。
そこで今日は上司に失礼のない手書きメッセージの文例をご紹介しますので、参考にしてみてください。
上司へメッセージを書く時のポイントは?
目上の人にだす年賀状のメッセージを書くときのポイントをいくつか紹介します。
【相手の立場を考えた上で、自分の意気込みをアピールするものにする】
最初に日頃お世話になっていることへのお礼を書き、その後に仕事への意気込みを書くと印象が良くなります。
自分の近況や、抱負だけを書いて終わり、にしないようにしましょう。
【修正ペンは使わない】
間違ったら修正ペン、と思うかもしれませんがこれは失礼です。
書き損じた年賀状は郵便局で5円払うと新しいものと変えてもらえます。
【縁起の悪い言葉(去る・滅びる・絶える・枯れる・破れる、など)は文中で使わない】
新年に送る年賀状はいつも以上に縁起を担ぎます。決して縁起の悪い言葉は使わないよう注意して書くようにしましょう。
では以上の事をふまえながら、一言メッセージを考えていきましょう!
上司へ送る一言メッセージ文例
上司へ手書きのメッセージを書く時は、次のような順番で書くと書きやすくなります。
⒈ 日頃のお礼
⒉ 今年の抱負
⒊ 指導の継続のお願い
⒋ 相手の健康や幸せを願う言葉
4つすべて書く必要はありませんが、相手のことを考えて、1・3・4のどれか一つは入れるようにしましょう。
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以下にそれぞれの文例をご紹介しますので、参考にしてください。
【日頃のお礼を述べる】
・旧年中は大変お世話になりありがとうございました
・旧年中は格別のご指導いただき、厚く御礼申し上げます
・昨年は色々とお世話になりました
・昨年は親切にご指導いただきありがとうございました
・いつも相談に乗っていただきありがとうございます
【今年の抱負】
・今年は新しい家族も増え、ますます仕事に精進したいと思います
・今年は昨年ご指導いただいたことをもとに、さらなる飛躍に努めたいと思います
・まだまだ未熟ですが、先輩を見習って積極的に業務に当たりたいと思っております。
・今年は入社○年目になりますので、これまで以上に責任感を持って頑張ります
【お付き合いや指導の継続をお願いする】
・本年も変わらぬご指導をよろしくお願いします
・今年もご指導ご鞭撻をよろしくお願い申し上げます
・今後とも厳しくも温かいご指導をよろしくお願いいたします
【健康や幸せを気遣う一言】
・ご家族の皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます
・ご健康で幸多い一年でありますよう、お祈りいたしております
・寒さ厳しい折、お風邪などひかれませぬようくれぐれもご自愛ください
相手のことを思いながら、丁寧に書かれた年賀状を受け取って、嫌な気もちになる人はいません。
年賀状を書くのは面倒に感じるかもしれませんが、考えようによっては自分をアピールするいいチャンスです。
遅くとも12月25日までに出せば、元旦に到着しますので、心を込めて書いてくださいね。
まとめ
夫の職場の後輩からも年賀状が届きますが、上司に限らず手書きの部分があると、自分の事を少しでも考えながら書いてくれたんだなぁと嬉しい気持ちになりますが、印刷だけのハガキを見ると、ただ印刷して送っただけかぁと虚しさも感じます。
上司へ書く時にはあまり難しく考えず、ありきたりな言葉でも良いので、手書きでメッセージを伝えてみてくださいね。
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